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-CANADA GOOSE カナダグース- スーツの上に着る“正解アウター”


冬のビジネスシーンにおいて、


「暖かいけれどカジュアルすぎない」

「防寒性は欲しいが、スーツの品格は崩したくない」

——この両立は、意外と難しいテーマです。



その中で、近年“スーツの上に着るダウン”の最適解として再評価されているのが、CANADA GOOSE(カナダグース)です。


もともとは極寒地で働く研究者や作業員のための実用品。


しかし今や、都市生活、

とりわけビジネス用途に耐えうるダウンブランドとして、

確かなポジションを築いています。

カナダグースがビジネスで選ばれる理由


① 圧倒的な防寒性能と素材思想

カナダグースのヘビーウェイトモデルに使われるのが、

アークティックテック(Arctic Tech)という独自素材。


  • 高密度織りによる防風性

  • 雪や小雨を弾く撥水性

  • 極寒環境を前提にした耐久性


スーツは基本的に風を通しやすい服です。

その上に着るアウターには、

「暖かい」だけでなく風を完全に遮断する性能が求められます。


この点で、アークティックテックは理にかなった素材と言えます。


② 1着に約60人が関わる“工業製品以上、工芸未満”の作り

カナダグースのダウンは、

1着あたり約60人の人員が関与して作られていると言われています。


  • パターン設計

  • 縫製

  • ダウン封入

  • 最終検品


完全なハンドメイドではないものの、

大量生産のファッションダウンとは明確に一線を画す工程管理


この「人の手が多く介在する作り」は、

スーツという“人の体に合わせる衣服”との相性が非常に良い要素です。

なぜブラックレーベルが誕生したのか


カナダグースは元来、


・大きなロゴ

・ファー付きフード

・無骨な印象


という機能最優先のデザインが主流でした。


しかし都市部、とりわけビジネス用途では、

「暖かいが主張が強すぎる」という声も増えていきます。


そこで誕生したのがBLACK LABEL(ブラックレーベル)


ブラックレーベルの役割


  • ロゴを同色で統一し主張を抑える

  • より都会的でシックなデザイン

  • スーツやドレススタイルとの親和性を意識


これは単なる色違いではなく、

“カナダグースを高級路線へ引き上げるための戦略的ライン”です。


現在の「スーツに合わせるならブラックレーベル」という選択はとてもおすすめです!


日本企画モデルは「スーツの上に着る」ことを

前提に設計されている


カナダグースの中でも、日本で展開されている一部モデルは、

単なるサイズ違いではなく、

日本の着用シーンを前提に再設計された“日本企画”です。


特に、シャトウ・ジャスパー・ウィンダム・マクミランといった

スーツ着用率の高いモデルにおいては、次の点が意識されています。


ジャケットを中に着込む前提のサイズバランス

日本企画モデルは、


  • 肩まわり

  • 胸まわり

  • 腕の可動域


これらにわずかな“ゆとり”を持たせて作られています。


これはオーバーサイズ志向ではなく、

スーツのジャケットを中に着た状態でも、シルエットが崩れないための設計


海外企画モデルをジャストサイズで着ると、

ジャケットの肩や袖が中で引っかかり、

動きにくさや不自然なシワが出やすくなります。


日本企画は、その違和感を最初から排除しています。


スーツを潰さないための配慮


スーツは立体的に仕立てられた衣服です。

その上に着るアウターには、


  • 肩を押さえつけすぎない

  • 背中が突っ張らない

  • 前を閉じても胸が窮屈にならない


といった**“見えない設計配慮”**が必要です。


日本企画のカナダグースは、まさに「スーツの構造を理解したサイズ感」で作られており、

着た瞬間に「ダウンなのに、コートに近い感覚」を覚える人も少なくありません。


結果として、サイズ選びで失敗しにくい

スーツ用途を想定して作られているため、


  • 普段のスーツサイズ

  • もしくはジャケットサイズ基準


で選んでも、過度にタイトになりにくく、かといって野暮ったくもならない


これは、ビジネス用途でダウンを選ぶ上で、非常に大きなメリットです。


スーツに合うカナダグース主要モデル解説

ここからは、スーツとの相性という観点で代表モデルを見ていきます。


■ シャトウ / ジャスパー

最も王道、最も失敗しにくい


  • 丈:ビジネス向けのやや長め

  • シルエット:シャープ

  • 襟元:ファー付き(※モデルにより取り外し可)

形はほぼ同じで、スーツのジャケット丈をしっかり覆い、コート感覚で使えるのが強み。


「とにかくスーツの上に違和感なく着たい」という方には、最初の1着として最適です。


■ ウィンダム

短丈で軽快、都市型ビジネス向け


  • 丈:お尻がかかる程度

  • ポケット:縦に長く、実用的

  • デザイン:表にスナップボタンが出る


ジャケット感覚で着られるため、車移動や移動量の多いビジネスパーソンに向いています。


一方で、丈が短いためスーツスタイルではややカジュアル寄り

■ マクミラン

最もミニマル、最も都会的


  • サイドスリットあり

  • ポケットは短め

  • フードは取り外し不可

  • ボタンは表に出ない仕様


装飾を極力排したデザインで、ブラックレーベルとの相性は抜群。


スーツとの統一感・都会的な印象を最優先するなら、

マクミランは非常に完成度が高い1着です。

結論:スーツの上に着るなら、この選び方


  • 安心感・フォーマル寄り → シャトウ / ジャスパー(ブラックレーベル)

  • 軽快さ・移動の多さ重視 → ウィンダム(ブラックレーベル)

  • 最も都会的・ミニマル → マクミラン(ブラックレーベル)


まとめ:スーツに合うダウンは「控えめで、強い」

スーツの上に着るダウンに必要なのは、


  • 目立たないこと

  • しかし、性能は圧倒的であること


カナダグース、とりわけブラックレーベルは、

その矛盾を成立させた数少ないブランドです。


防寒着でありながら、ビジネススタイルの一部として成立するダウン

スーツを日常的に着る人ほど、その価値を実感できるはずです。

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