エンジンルーム内の電気配線は経年で電気が通りにくくなっていることをご存知ですか?
これが原因でクルマの燃費が悪化しています。
<燃費悪化の1つの原因>
クルマの電気配線にはカプラーと呼ぶものの中に電気接続部分があります。
この電気接続部分は新しい金属を接続したばかりのころは全ての面を通り電気が流れていますが年月が経つと
①接点振動による焼け
②埃やゴミの付着による焼けサビ
③湿気によるサビや腐食
流れる面が減少し、電気部品が本来の性能を発揮しなくなります。
これがエンジンレスポンスの悪化、パワーの低下につながり、必要なパワーを維持するためにアクセルを多く踏み、燃費を悪化させます。
<燃費アップの理由>
このカプラーを外し清掃してあげるだけで電気接続部分の性能が復活します。
これによってクルマのセンサーやアクチュエーターといった電気部品に必要な電気が送られ、本来の性能を取り戻します。
この結果、中古車の経年で低下したエンジン出力が新車時に近づき燃費アップを実現します。
正確に言うと、性能の復元による今より燃費アップってことですね。
<実施手順>
手順はめちゃくちゃ簡単です。
エンジンルームを開け見えるカプラー1つづつ外し、KUREコンタクトスプレーで清掃し、再びはめるだけです。
このコンタクトスプレーは樹脂は溶かさず金属の汚れ腐食をとかし皮膜をつくる成分が入っているので安心してカプラーにたっぷり吹き付けることができます。
<苦労する点>
カプラーには振動で外れないようにロック機構が付いてます。
古い中古車では樹脂製のカプラーは経年と熱で劣化していて適正な力でロックを外せないとカプラーのロックが割れたり折れたりします。
普通の人が素手でやるとロックが外せず、カプラーを外せない。手が痛くてやる気にならない。がんばってみたがカプラーが壊れたとなります。
ここでお助けの道具がカプラー外しです。
やり方が分かれば後はやるだけ。今やれば今からのガソリン代が節約できます。
自分のお財布にも、環境にもやさしく、すばらしいですね。
さあ、自分でやってみましょう。
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