距離も乗ってるし、このサスペンションへたってる
なんだかロールが多いしもっとしゃっきりさせたい
もう少し乗り心地がよくならないだろうか
と言った悩みはないでしょうか。
では、私が今まで様々なクルマで試行錯誤しながら、だれでも手に入れられる部品を使って楽しく曲がるように改善してきた最初の手順を説明します。
①現状部品の確認
サスペンションの手入れして10万Kmとか走行してませんか?
まずは現状足回りのチェックからと言いたいところですが、こんな時はリフレッシュした方がいいです。
なぜなら各サスペンションメーカーも公表している様にオーバーホールサイクルは10万Km以下です。
十分に機能を果たさない部品では本来の力を発揮できません。
これから私の過去装着してよかったものを紹介させて頂きます。
限界の高いコーナリングに乗り心地もいいクスコ車高調ストリートゼロA(180SXで装着実績あり)
乗り心地が良くシャキッとした動きをつくるならBLITZ車高調 ZZ-R(チェイサーで装着実績あり)
柔らかく粘りある動きにしたいならTEINフレックスZ(NDロードスターで装着実績あり)
コストを掛けずに車高調の動きを味わいたいならTEIN StreetADVANCE Z(NBロードスターで装着実績あり)
サスペンションと同じように重要な箇所がアームのブッシュにへたり、割れ、ヒビがなくきちんと機能しているかを見る必要があります。10万Kmを超えたあたりから割れやヒビがなくてもシャキッとした足回りにしたいなら交換を検討してもいいかもしれません。
②コーナリングでタイヤとのマッチングを確認する
(1)フェンダーとタイヤが当たったりしないか
(2)ギクシャクした曲がり方をしないか
(3)コーナリング中、外に出よう、内に入ろうとする力が大きくなってないか
サスペンションやブッシュ確認の初歩的な話なので、このようなラフな確認です。
限界を超えて柔らかいサスペンションで車高を下げてみたり、大きくアライメントがずれているとこんな症状がでます。車高の下げ過ぎ注意です。細かくはタイヤ空気圧も点検しましょう。
③コーナー進入ブレーキでの動きをを確認する
(1)ノーズダイブしないか
(2)ブレーキロックしやすくなってないか
(3)今までよりも振動が大きくないか
これはサスペンションとタイヤ、ブレーキの勝ち負けを見るために確認します。
(1)ならサスペンションが負けている
(2)はタイヤグリップがブレーキ、サスペンションに負けている状態
(3)はタイヤ、ブレーキの不具合の可能性あり
こんな場合はサスペンションを再考する必要アリです。
④アライメント調整をして最終仕上げ
(1)基準はノーマル
(2)少し曲がりやすいセッティングでもいいかも
アライメント調整をしてくれるショップと打ち合わせしながら進めましょう。
⑤走行して感てみましょう
大幅に性能が復元または向上したであろう足回りをなれた道で確認してください。
せっかく良くしても乗らないとなんの意味もないですから。
気持ちいいカーブがもっとすばらしく、もっと楽しく変わっているはずです。
安全で安心して楽しいクルマづくりを提案するKJO-premiumでした
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